学校長あいさつ

                                                                              

石垣市立大本小学校 
校 長 金城 一石 

 このたび那覇市立さつき小学校より大本小学校の第21代校長として着任いたしました、金城一石(きんじょう いっせき)と申します。よろしくお願いいたします。於茂登岳の麓に位置した風光明媚な大本小学校に着任することができ、大変うれしく思います。このような素晴らしい環境のもと、保護者、地域の皆様方との連携を基軸に諸教育活動の充実に努めてまいります。
 さて、着任して早速目を引かれたものが『共に育つ』という校訓でした。
 本校の職員室には、校訓に込められた思いが掲示されていて、『物事を成就するために互いの力を合わせることを大事にし、苦しみは背負い、喜びは共に分かち合う』とあります。家族や友達、そして教職員との触れあいの中で、共に大きく成長していけるよう、お互いの力を合わせることが大切だと考えます。
そのためには、自他のよさを認め合い、相手の立場に立って考え、行動できることが重要であり、そのことが大きな目標達成の実現につながります。
 また、最後の一文には『県下最高峰於茂登岳に抱かれて学びを通して大きく育とう』とあり、保護者や地域の方々の思いが託されています。於茂登岳のように大きな自然、そして保護者や地域の方々の支えのもと、大本小学校の児童が自分の力を信じて、大きく羽ばたいて欲しいと願っています。
 私たち大本小学校の職員一同は、63年の歴史と伝統を受け継ぎ、小規模校の特性を生かすとともに保護者の願いや地域の実態を考慮し、心身ともに健やかで、自ら学ぶ意欲と豊かな心を持ち郷土を愛する児童の育成を目指します。そのためには、教職員が教職の専門職としての自覚と誇りを持ち、率先垂範に努め、教育目標の具現化に向け、教育活動を組織的・計画的・継続的に実践してまいります。
 引き続き本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。