まきらっ子の成長のためのさまざまな工夫
校長 磯部大輔
真喜良小学校第12代校長として2年目を迎えます。
私は、創立11年目(約17年前)から3年間、勤務していました。
また、私の子ども2人も真喜良小の卒業生です。
ですから教職員として、そしてPTAとして13年間真喜良小に関わっています。よろしくお願いします。
私の目指す学校像は、「自分もみんなも幸せになる学校」です。それを受けて、「幸動(さちどう)~自分とみんなのために行動する」が学校教育目標となっています。大好きな校歌の3番にある「夢と希望と創造が輝く未来を築く」まきらっ子の育成に力を注いでいきます。
さて、今年度は児童の転出にともない、3年生(35名)と4年生(39名)が1学級となります。これまで20名弱の学級で過ごしてきた児童が、2倍近い人数の学級となったわけです。そこで、一人一人に対するきめ細やかな児童理解のために担任がチームとなり、一人一人の児童を複数の担任で指導・支援する学校体制をつくります。3・4年生、5年生、6年生で、それぞれ3名の担任がチームとなり、1~2週間で学級担任をローテーションします。また、チームの担任がそれぞれ得意な教科を担当するなど、各教員の良さを生かすことで、質の高い授業を提供します。このような「教科担任制」、「チーム担任制」は全国的に推進されています。
真喜良小チーム担任制.pdf
また、新入生については、入学後、約1ヶ月をプレクラス(仮のクラス)で過ごし、5月半ばから正式なクラス編制をして1年間を過ごす「プレクラス制度」を取り入れています。今年度の場合は、39名の新入生が16もの保育園などから集まってきているため、はじめの1ヶ月間は児童の様子を実際に見て、個性や関わり合いを考慮した学級編制を行います。
真喜良小プレクラス制度.pdf
さまざまな工夫を取り入れているのは、どれもまきらっ子のより良い成長のためです。今年度も家庭と学校がしっかりと協力して、一緒にまきらっ子を、そしてまきらっ子の夢を大切に育んでいきましょう。