本校の概要

  本校は、市街地から北方へ約8kmの所に位置し、南方にバンナ岳、前勢岳、北方に県下最高峰の於茂登連山を仰ぎ、西に流れる名蔵川に囲まれた浦田原にたたずむ静かな集落の中にある。小学校が昭和24年、登野城小学校嵩田分校として、中学校が昭和29年、石垣中学校嵩田分校として創設され、今年、小学校が創立74年、中学校が創立69年になる。

 本校校区には、名蔵、元名蔵、嵩田、獅子森の四つの集落がある。甘蔗やパイナップル、マンゴーなどの熱帯果樹の栽培が盛んな純農村地域である。近年、過疎化により児童生徒数が減少傾向にある。既存の地域は、沖縄本島、宮古島、台湾、八重山各地からの自由移民の歴史があり、自由移民した先人の開拓魂が学校の総合指標になっている。「開拓魂」は、豊かな創造力、たゆみない努力、お互いの思いやりのある協力から生まれるユイマール精神、粘り強く貫く根性である。総合指標から「自主、創造、協力、根性」を校訓に、自ら学び、心ゆたかで、たくましい児童生徒の育成を目指して教育活動が展開されている。また、近隣に、ラムサール条約に登録された名蔵アンパルや清流で名高い白水等の豊かな自然と国立天文観測施設「ベラ」、国立天文台施設「ムリカブシ」、石垣島製糖工場、名蔵ダム、県営バンナ公園や世界の昆虫館等があり、地域素材に恵まれた豊かな教育環境がある。
 地域の行事としては、豊年祭があり、本校の児童生徒も参加している。地域、保護者は、教育への関心が高く、朝の交通安全立哨指導、校内美化作業等を実施するなどPTA活動も活発で、学校行事へも協力的である。

 本校は、小学校、中学校の小規模・併置校の特性を生かした特色ある教育活動が展開され
これまで継続して名蔵アンパルにおける自然観察会、アンパル探検・クリーン作戦()、漂着物・ごみ調査とクリーン作戦等を実施し、その取組を全国KODOMOラムサール会議で報告する等、地域素材「名蔵アンパル」を活用したボランティア活動と環境教育を推進している。自然観察や清掃等の自然保護活動が行われている。