11月8、9日の両日、県立石垣青少年の家及び名蔵アンパルにおいて、令和3年度宿泊学習を実施しました。5年生の学年行事となっている本取組は、教育活動における遠足・集団・宿泊的行事として、子ども達の大好きな行事の一つとなっています。 例年は年度当初の5月もしくは6月頃に計画されている取組ですが、昨年来の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策の一環としてこの時期での開催となりました。今回も状況によってはさらなる延期や中止の可能性も少なくない状況でしたが、子ども達のエネルギー溢れる熱意の下、最近の地域の感染状況を鑑み、かつ感染症対策を万全に講じた上で展開することができました。
学年目標「認め合い・学び合い・高め合い」の下、「気づき・考え・行動・思いやり」という宿泊学習時のめあてを常に心に留め、八島っ子5年生43名一人ひとりは、屋内外での2日間のさまざまなプログラムを立派に進めることができました。
中でも1日目のアンパルでのカヌー体験では、出航時から15分程で天候が急変、鏡のようにキラキラと青空を写していた水面が強風により一気に波立ち・・・、カヌー体験サポートの保護者の皆様や近くでカヌー釣りをしている方に手助けしていただく等、初っ端から自然の厳しさを身をもって体験する場面もありました。
その後は、雨の影響がありながらも、火起こし体験、野外炊飯、キャンドルサービス、八重山星の会会長の通事安夫氏を講師に招聘しての星空教室、さらに2日目の前勢岳登山等々における非日常の一つ一つの貴重な場面において、常に真剣な眼差しと素敵な笑顔と共に、友との対話を楽しみながらプログラムを進める八島っ子5年生一人ひとりの立派な姿がありました・・・。☆県立石垣青少年の家のスタッフの皆様、アンパルでのカヌー体験のサポートとカヌーの運搬等にご協力下さいました保護者の皆様、誠にありがとうございました。また、解散時のお迎え等のご理解とご協力もありかどうございました。