先日、サンゴ学習推進団体「わくわくサンゴ石垣島」の方々を講師としてお招きし、サンゴ学習3回目が行われました。最後はビーチクリーンをメインとした学習でした。あいにくの天気で、計画通り行うことはできませんでしたが、短い時間の中でも漂着ごみの問題について考えられるだけの観察ができました。
拾ったごみは大小様々で、発泡スチロールや大きな縄、ペットボトルやビンなどがたくさん見られました。海外から流れてきた物や生活排水(道路の排水溝に捨てられた物)に混ざって流れてきた物があるということを教えていただきました。この現状を子どもたちなりにどうとらえたのか、ぜひご家庭で考えを聞いてあげてください。
ビーチクリーンの後は、国際サンゴ礁モニタリングセンターで漂着ごみのバーコードから国を調べる活動や、海流によって流されていくごみの問題についてのお話がありました。
子どもたちの感想には、「石垣島には海外からごみが流れ着いてくるけれど、日本のごみが海外に流れていってしまっていることを知り、どちらも減らさなければならないと思った。」「ごみを減らせるように何ができるか考えていきたい。」「3回のサンゴ学習でいろいろなことがわかった。」などがあり、子どもたちにとって良い学びになったことが伝わってきました。
この学びを12月の「学びの成果発表会」で学校全体・保護者・地域の皆様に伝えることを予定しています。11月はそれに向けての準備をします。発表にはぜひたくさんのご参観をお待ちしております。※5年学年便り「あっぱりしゃーん」より