石垣市立石垣中学校は昭和２４年（１９４９）に創立されました。
　本校を巣立った卒業生は、令和５年３月時点で、２１，７０６名を数えます。県内外の経済界や教育界をはじめ、スポーツ界や文化・芸能界において活躍する人材を輩出しています。
　令和２年度、石垣中学校は創立７０年の佳節を迎えました。本校の輝かしい歴史に新たな大輪の花を添えることができたことは、ひとえに本校を巣立った多くの諸先輩方をはじめ、関係各位の皆様方の心温まるご尽力の賜だと心より感謝申し上げます。
　石垣中学校の校区は市街地の西側に位置し、市民会館や図書館等の文化施設や、商業、金融、娯楽施設等があり、多くの市民や観光客が集まる場所です。
　また、桃林寺権現堂や石垣庭園、宮鳥御嶽、真乙姥嶽、ビロースク等の建造物、名勝記念物等の指定文化財が所在し、古の風情が漂う地区です。豊年祭やアンガマー等の民俗芸能が連綿として受け継がれ、ハーリー等の伝統行事が息づいている地区でもあります。
　令和５年５月１日現在で、２０学級（３つの特別支援学級を含む）、５８８名の生徒が在籍しています。
　八重山地区最大規模の学校を維持しつつ、ピーク時には在籍生徒数が２３００名を越したこともあります。１９６４年（昭和３９年）に石垣第二中学校が分離・創設され、石垣中学校はそれ以後、適正規模の学校となりました。
　生徒会活動や母校愛の強いＰＴＡ活動も活発で、学校行事には生徒会を中心に保護者をはじめ、地域の方々も積極的に参加し、とても盛り上がる伝統と校風を持っている中学校です。