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日誌


2025/06/17new

~稲刈り・脱穀・学びのひととき~

| by:管理者

学校の田んぼで稲刈りを行いました。子ども達は鎌を手に、黄金色に実った稲を一束ずつ丁寧に刈り取りました。初めての体験に戸惑いながらも、自然の恵みに感謝する気持ちを育む貴重な時間となりました。

初めに外部講師としてお迎えした小川先生による特別授業が行われました。小川先生は農業や食育に詳しく、子ども達に「食べ物の大切さ」や「自然との共生」について、わかりやすく楽しく教えてくださいました。

子ども達は先生の話に真剣に耳を傾け、質問も積極的に飛び交いました。学びの幅が広がる素晴らしい時間となり、子ども達の好奇心がさらに育まれました。

 

今回の体験を通して、子ども達は「お米ができるまで」の過程を実際に見て、触れて、感じることができました。普段何気なく食べているごはんが、どれほど多くの手間と時間、そして自然の力によって育まれているかを知ることは、子ども達にとって大きな気づきとなりました。

 

お米一粒には、農家の方々の努力、自然の恵み、そして命の循環が込められています。小川先生の「食べることは命をいただくこと」という言葉に、子ども達は深くうなずき、給食の時間には「残さず食べよう」「ありがとうって言って食べよう」といった声が自然と聞こえるようになりました。

このような学びを通して、子ども達は「食べること=生きること」の意味を少しずつ理解し始めています。

稲刈りの後は、脱穀機を使って脱穀体験をしました。手動で動かす脱穀機に、子ども達は興味津々。稲から籾が外れる様子を見て、「すごい!」「こんな機械があるんだ!」と驚きの声が上がりました。

機械の仕組みを学びながら、昔の人々の知恵や工夫に触れることができ、技術と歴史への理解も深まりました。

自然豊かな野底の地で、子ども達は五感を使って学び、地域の方々や講師の先生方とのふれあいを通して、心豊かに成長しています。今後も、子ども達が「かしこく・やさしく・たくましく」育っていけるよう、学校一丸となって取り組んでまいります。


保護者の皆様には、今後とも温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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