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日誌


2025/06/18new

宿泊学習レポート in 石垣青少年の家

| by:管理者

いつも本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。617日(火)から18日(水)にかけて、56年生が沖縄県立石垣青少年の家にて宿泊学習を行いました。2日間という短い時間ではありましたが、子どもたちは自然の中での体験を通して、仲間との絆を深め、大きく成長する姿を見せてくれました。

 

活動のハイライト

カヌー体験(名蔵アンパル)

宿泊学習の幕開けは、名蔵アンパルでのカヌー体験でした。初めてパドルを握る子も多く、最初は「うまく漕げるかな?」と不安そうな表情も見られましたが、いざ水に出ると、子どもたちはすぐにコツをつかみ、仲間と声を掛け合いながら力強く漕ぎ進めていきました。

カヌーは、ただ漕ぐだけでは前に進みません。左右のバランスを取りながら、息を合わせて進む必要があります。まさに「協力」が求められる活動です。子どもたちは、何度も方向を修正しながら、互いに励まし合い、笑顔でゴールを目指しました。

名蔵アンパルの静かな水面と、周囲の豊かな自然に包まれながら、子どもたちは自然の美しさと、自分たちの力で進む喜びを体いっぱいに感じていたようです。終わった後には、「またやりたい!」「最初は怖かったけど楽しかった!」という声がたくさん聞かれ、自信に満ちた表情がとても印象的でした。

 

貝がら工作&わらのリース作り

午後は創作活動。貝がらやわらを使った工作では、子どもたちの個性が光る作品がたくさん生まれました。集中して取り組む姿に、ものづくりの楽しさと達成感があふれていました。

野外炊飯&カレー作り

夕方には、協力してカレー作りに挑戦。火起こしから調理、片付けまで、すべて自分たちの手で行いました。

まずは火起こし。新聞紙やうちわを使わず、薪を組んで火をつけるという本格的な方法に、最初は戸惑いながらも、子どもたちは声を掛け合い、工夫しながら火を育てていきました。火がついた瞬間には、自然と歓声が上がり、達成感に満ちた笑顔が広がりました。

調理では、じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜を丁寧に切り、肉と一緒に炒めて煮込む工程を班ごとに分担して行いました。包丁を握る手には緊張も見られましたが、「自分の役割をしっかり果たそう」という責任感が伝わってきました。

自分たちで作ったカレーは、どんな料理よりもおいしく感じられたようです。

食後の片付けも、子どもたちにとって大切な学びの時間でした。鍋や食器を丁寧に洗い、使った道具を元の場所に戻すまで、最後まで責任を持って取り組む姿に、成長の跡がはっきりと見えました。

登山(前勢岳)

2日目は前勢岳への登山。険しい道のりも、励まし合いながら一歩一歩登る姿に、子どもたちのたくましさを感じました。頂上での達成感は、きっと一生の思い出になることでしょう。

 

今回の宿泊学習では、「時間ときまりを守る」「役割に責任を持つ」「仲間と協力する」という3つの目標を掲げて取り組みました。どの子も自分の役割を果たし、仲間と助け合いながら活動する姿が印象的でした。特に野外炊飯では、協力することの大切さや、自分の手で作ることの喜びを実感し、「できた!」という経験が子どもたちの自信へとつながったように感じます。保護者の皆さまのご協力のおかげで、無事に全日程を終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

 

今後も、子どもたちがさまざまな体験を通して、心豊かに成長していけるよう、教職員一同努めてまいります。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。


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