人権集会を行いました。
この集会では、子ども達一人一人が「かけがえのない存在であること」、そして「相手の気持ちを考えた言動の大切さ」について、改めて考える機会となりました。
集会では、日常生活の中で起こり得る場面をもとに、
・言葉の受け取り方は人それぞれ違うこと
・何気ない一言が相手を傷つけてしまうことがあること
などについて、子ども達の発達段階に応じて分かりやすく伝えました。
子ども達は真剣な表情で話を聞き、
「自分だったらどう感じるだろう」
「友達が悲しんでいたらどう声をかければいいだろう」
と、自分のこととして考える姿が多く見られました。




SNSいじめと情報モラルについての学び
今回の人権集会では、近年問題となっているSNS上でのトラブルについても取り上げました。
特に、文字だけでやり取りをするSNSでは、
本来の気持ちとは違って伝わってしまったり、
冗談のつもりが相手を深く傷つけてしまったりすることがあります。
学校では、
「画面の向こうにも大切な人がいること」
「相手の表情が見えなくても、心はつながっていること」
を大切にしながら、SNSいじめをしない・許さない態度を育てています。
暴力動画の拡散とデジタルタトゥーについて
近年、全国的に暴力的な場面を撮影した動画がSNS等で拡散される問題が報道されています。
こうした動画は、撮影した本人だけでなく、映っている人、そして見る側にも大きな影響を与えます。
■ 軽い気持ちが大きな問題につながることも
「すぐ消せば大丈夫」
「みんなが見ているから」
といった軽い気持ちで投稿・共有したものが、一気に広がり、取り返しのつかない事態になることがあります。
■ 消えない記録「デジタルタトゥー」
インターネット上に一度出た情報は、
完全に消すことが難しく、半永久的に残ってしまうことがあります。
これをデジタルタトゥーと呼びます。
動画や画像は、
・他の人に保存される
・別のサイトに転載される
・スクリーンショットで残る
など、本人の知らないところで広がることも少なくありません。
子ども達にとっては「今」の出来事でも、
将来、進学や就職などに影響する可能性があることが指摘されています。
■ 見る・広めることも「関わり」です
暴力動画については、
- 撮影する
- 投稿する
だけでなく、 - 見る
- いいねを押す
- 転送する
といった行動も、暴力を助長し、被害を広げることにつながる場合があります。
学校では、「しない・させない・広めない」という視点で、
人権を大切にする行動について指導しています。
ご家庭で大切にしていただきたいこと
ぜひご家庭でも、次のような声かけを意識してみてください。
- 「その言葉、相手はどう感じるかな?」
- 「もし自分がされたらどう思う?」
- 「その動画や写真、本当に送って大丈夫かな?」
頭ごなしに叱るのではなく、一緒に考えることが、
子ども達が自分で判断する力を育てることにつながります。
日頃より、本校の教育活動に深いご理解と温かいご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
社会の変化とともに、子ども達を取り巻く環境も大きく変わっています。
学校ではこれからも、人権を大切にする心と正しい情報モラルを育む教育を進めてまいります。
子ども達が安心して過ごし、互いを認め合いながら成長していけるよう、
学校・家庭・地域が手を取り合って支えていければと考えています。
今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。