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日誌


2026/02/01new

トリムマラソン・親子花植え~走って、植えて、心が育った日~

| by:管理者

いつも本校の教育活動に温かなご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

先日、野底小学校では「トリムマラソン」と「親子花植え」が行われました。小雨が降り続く中での開催となりましたが、子ども達は天候に負けることなく、自分の力を信じて挑戦する姿を見せてくれました。そして、その後の花植えでは親子ならではのあたたかさが校庭に広がり、忘れられない一日となりました。


 マラソンのスタート前、子ども達はそれぞれの表情で気持ちを整えていました。緊張して落ち着きなくしている子、友達と小声で励まし合う子、真剣な面持ちで遠くを見つめる子。そのどれもが、「今日、自分の力を試してみたい」という決意のあらわれでした。

いざ走り出すと、思っていたより体が重く感じたり、呼吸が乱れたりと、うまくいかない瞬間もありました。それでも、近くを走る友達が「大丈夫だよ」「あともう少し行けるよ」と声をかけて支え合う姿が自然と生まれます。その言葉に背中を押され、歩幅を整え直して再び走り始める子ども達。その表情には、苦しさと同じくらい「負けたくない」「頑張りたい」という気持ちが込められていました。

ゴールにたどり着いたとき、子ども達の顔には疲労と誇りがいっしょに浮かんでいました。完走できた喜び、思うように走れなかった悔しさ、友達と励まし合えた嬉しさ——それぞれが抱えた気持ちは違っていても、そのどれもが確かな成長でした。

 

マラソンの後に行われた親子花植えでは、雨で少し湿った土を前に、親子が並んでしゃがみ込み、苗を手に取りながら相談し合う姿が印象的でした。

「このあたりがいいかな」

「もう少し広げてみようか」

そんな会話があちこちで聞こえ、作業の手つきには子どもと保護者、それぞれの優しさがにじんでいました。

植え終わった苗を見つめながら、子ども達は満足そうに小さく笑ったり、「卒業式のときに咲くといいね」「一年生、喜ぶかな」とつぶやいたりしていました。自分の手で植えた花が、誰かの新しい門出を彩るということ。その気づきは、子ども達にとってとても大きな意味を持ったように感じます。

この小さな体験の積み重ねが、「誰かのために行動する」という優しさを育てていくのだと思います。

 


今回の二つの取組は、子ども達にとって「やり抜く力」と「思いやる力」の両方を育てる一日になりました。走りながら何度も心が揺れ、そのたびにどう気持ちを整えるかを学び、花を植えながら相手を思う温度を知る。

小雨の静かさもあってか、子ども達の表情や親子の会話、友達の声の掛け合いが、いつも以上に丁寧に心に響きました。

学校での学びと家庭の支えが重なり、子ども達の「自分で進んでいく力」が確かに育っていることを感じられる一日でした。

 

小雨の中でのご準備、送迎、見守り、そして親子でのあたたかなご参加、本当にありがとうございました。皆様のお力添えがあったからこそ、子ども達は安心して挑戦し、また大切な経験として心に残すことができました。

これからも子ども達の挑戦の背中をそっと押し、成長をともに喜び合える学校でありたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


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