いつも本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。今年度の水泳学習が、全3回の日程を無事に終えることができました。安全面への配慮として、プールの水位を通常よりも下げて実施しました。これにより、水に慣れていない児童も安心して取り組むことができました。
子どもたちは水に親しみながら、命を守る力と泳ぐ楽しさをしっかりと学びました。
第1回:泳力テストでスタート!
初回は、児童一人ひとりの泳力を把握するための「泳力テスト」を実施しました。水に顔をつける、浮く、けのび、バタ足、クロールや平泳ぎの距離測定など、学年や経験に応じた内容で行いました。
子どもたちは緊張しながらも、先生や友達の声かけに励まされて一生懸命取り組みました。先生たちは記録を取り、児童の泳力を把握したうえで、次回以降の指導計画を立てました。










第2回:泳力に応じたグループ練習!
2回目の水泳学習では、泳力テストの結果をもとに、児童をいくつかのグループに分けて練習を行いました。
水慣れグループ:水に顔をつける・浮く練習を中心に
初級グループ:けのびやバタ足、ビート板を使った練習
中級以上グループ:クロールや平泳ぎのフォーム練習、距離を伸ばす挑戦
それぞれのグループに担当の先生がつき、児童の様子を見ながら丁寧に指導しました。できることが増える喜びを感じながら、子どもたちは自信を深めていきました。
第3回:泳力調査と感謝の気持ち
最終回となる第3回では、これまでの練習の成果を確認する「泳力調査」を行いました。児童一人ひとりが、自分の目標に向かって挑戦し、記録を取りました。「去年より長く泳げた!」「顔をつけるのが怖くなくなった!」など、子どもたちの成長が感じられる場面がたくさんありました。
そして最後には、伊原間中学校の校長先生へ、全児童で感謝の気持ちを込めたお礼の挨拶を行いました。校長室の前に整列し、「ありがとうございました!」と元気いっぱいの声で感謝を伝えました。校長先生も笑顔で応えてくださり、温かい交流のひとときとなりました。
安全第一の取り組み
水泳学習では、安全面にも最大限の配慮をして取り組みました。
教職員による複数名体制での監視
健康チェックと天候・水温の確認
救命講習を受けた教員の配置
救急対応マニュアルの整備
保護者の皆さまにも、体調管理や水泳用具の準備など、多くのご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。水着・帽子・タオルなどのご準備を通して、子どもたちが安心して学習に取り組むことができました。
水泳学習を通して、子どもたちは「できることが増える喜び」と「命を守る力」、そして「感謝の心」を育みました。今後も、安心・安全な環境の中で、子どもたちの成長を支えてまいります。
引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。