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日誌


2025/10/21new

「めざせ 野菜作り名人」~命あるものへの優しさを育む学び~

| by:管理者

いつも本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。秋の深まりとともに、子どもたちの学びも一層豊かになってきました。校内研修での研究授業や、生活科の取り組みを通して見えてきた子どもたちの成長の様子をご紹介いたします。

 本校では校内研修の一環として、12年生による生活科の研究授業が行われました。テーマは「めざせ野菜作り名人」。子どもたちは、これまで育ててきたとうもろこしの成長を振り返りながら、今後の世話の仕方について話し合いました。

授業では、「どうやって育てたら元気になるかな?」「水やりは朝だけでいいのかな?」など、子どもたち自身が問いを立て、友達と意見を交わしながら考えを深めていく姿が見られました。中には、「枯れかけた野菜に水をあげたら元気になったよ!」と、命あるものへの優しさを感じさせる発言もあり、心温まる場面が多くありました。

この活動は、生活科の学習指導要領が目指す「身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、自立し生活を豊かにしていく力」の育成に通じており、児童が自分の生活や成長を見つめながら、意欲的に学びを深める姿が見られました。少人数ならではの丁寧な指導の中で、一人ひとりの思いや発見が大切にされ、学びが深まっています。

 

校内研修の取り組み ~「自立した学習者」を育てる授業改善~

本校では、令和7年度の校内研修主題を「自立した学習者を育てる指導」、副主題を「適切な児童理解に基づく授業改善を通して」とし、児童一人ひとりの姿に寄り添った授業づくりを進めています。

今回の研究授業では、児童理解を基盤とした個別最適な学びと協働的な学びの場の工夫がなされ、子どもたちが自分の考えを表現し、友達と学び合う姿が印象的でした。授業後の研究協議では、主事補を中心に、授業のねらいや展開、子どもたちの反応について意見を交わしました。

「子どもが自分の言葉で語る場面が多く、主体的な学びが育まれている」「児童の思いが深まり、学びに広がりが生まれている」といった声が上がり、学校全体で子どもたちの成長を支える姿勢が感じられる時間となりました。

 

 野底小学校では、自然豊かな環境を活かした教育活動を通して、子どもたちの「気づき」「考え」「つながり」を大切にしています。今後も、子どもたちの成長の様子を保護者の皆様と共有しながら、地域とともに歩む学校づくりを進めてまいります。

どうぞ引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。


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