昨日2月24日木曜日、本校5年生43名が環境省国際サンゴ礁研究モニタリングセンターにおいて、所長兼上席自然保護官の山本以智人氏を講師に、5年生が年間を通して取り組みを進めてきた「海に関する学習『サンゴ学習」」に係る講話を拝聴することができました。
「サンゴと人々のくらしの関係について学び、問題解決のために自分たちができることに気付き、その意欲を高める。」、という学習のねらいのもと、世界中の人々と共に海の環境保全をはじめとする共通の問題を通してSDGsに取り組むことの必要性と重要性について、私たちの日常の生活や身近で日々展開していること等を振り返りながら考えることができました。
中でも、「サンゴ礁と私たちの生活とのつながり」、「海からの恵み」、「昔の生活と現在の生活」、「石油の力と自然の力」等々、山本さんから提起されるキーワード一つ一つに対して、真剣な眼差しで聴き入り、時折的確な感想を発する八島っ子5年生の姿に感心しました。同時に、「現在の私たちの日々の消費行動を今後続けていくためには、地球が2.8個存在しないとそれを維持できない・・・」というすごく身に迫る問題提起があった際には、一段と気持ちを引き締め、未来を見つめるような一人一人の表情が印象的でした。



