今日は「慰霊の日」を前にし、八重山戦争マラリア遺族会の佐久川会長・田本さん・唐真さんをお迎えして、平和学習を行いました。戦争の悲惨さ、マラリアで家族や学校の児童が次々と亡くなっていく悲しさなどを、鎮魂歌を交えながら一言一言丁寧に伝えて下さいました。「戦争によって人間が人間でなくなる」とは、私たちも含め現代っ子には想像がつかない世界ですが、石垣島も戦場になったと言う事実を再認識し、二度と戦争を起こしてはならない、と言う強い気持ちを明石っ子たちはしっかり感じ取りました。「この世の中で一番偉いのは、お母さんだよ」の言葉が印象に残りました。昭和・平成・令和と時代は変わって行きますが、実際に戦争を体験した遺族会の皆さまならではの、忘れられない気持ち・忘れたくない気持ち を大切に受け継いで行きたいと思う、学習の場となりました。